結晶になる過程で成長と休止を繰り返した跡が、山状の層として残ったアメシスト。成長が止まった面に別の鉱物粒子や気泡が付着し、再開によってそれらが取り込まれることによりこの層が現れます。成長にかかった途方もない年月を視覚的に感じることができるリングです。
天然石の宇宙を覗く 結晶が育つ過程で現れる色の濃淡。 閉じ込められた内包物。 天然だからこそ現れる石の個性を可能な限り美しく見せるのがロックシリーズです。 石の歴史をそのまま切り取ったような存在感のあるフォルムは、着用するだけでなく、眺める楽しみも持ち合わせています。 石と地金のシームレスなデザインは、日本に古くから伝わる貴石彫刻の技法「同擦り」によって仕上げられています。 手掛けるのは、甲州貴石彫刻の第一人者、詫間宝石彫刻。 多種多様な石の性質を見極めそれぞれの個性が引き立つ美しさを追求します。
